「信頼」をハックせよ<br>-経営者限定プラットフォームが実践する-<br>パートナーセールスの本質│PartnerLab|パートナーラボ

「信頼」をハックせよ
-経営者限定プラットフォームが実践する-
パートナーセールスの本質

業界
IT/SaaS
BlueBank株式会社
藤本 浩平氏

概要

BlueBankでパートナーセールスを担当している藤本浩平(@BlueBank_fuji)です。 B...

目次

BlueBankでパートナーセールスを担当している藤本浩平(@BlueBank_fuji)です。

BlueBankは経営者限定の会員制プラットフォームです。「経営者の時間を生み出し、挑戦を後押しする」を事業目的に、経営者の煩雑な事務作業を効率化するサービス、法人カード発行、決算対策商品のご提供や経営者個人の資産運用など、幅広いサービスをアプリ1つでご提供しています。

ビジネスの性質上、会員になっていただくまでの導線がマス向けサービスほど広くなく、かつ厳格な審査を設けています。

お客様と当社、双方の「信頼」が求められるビジネスモデルであるため、すでにユーザーとの信頼関係を構築されている企業様とのパートナーシップは、最強のチャンネルとなります。

本記事では、当社が実際にパートナーセールスをどう活用し、パートナー企業様とどのような相乗効果を生んでいるか、その裏側をお話しします。

本記事を通じてパートナーセールスの活用を検討されている企業様の参考になれば嬉しいですし、その先に「当社と協業したい」と思っていただければこの上ない喜びです。

そもそも BlueBank とは

経営者だけが入会できる会員制のプラットフォームです。2022年12月にサービスを開始し、去年(2025年)12月に3周年を迎えました。

「つまり何やってるの?」と聞かれることが多いのですが、一言で表すのが難しいほど提供サービスは多岐にわたります。大きな目的は、忙しい経営者の時間を生み出し、その時間で本来向き合うべき挑戦をしていただくこと。

ユーザー様の事業フェーズにあわせて、以下のような機能・サービスを提供しています。

フェーズニーズ提供サービス
① 立ち上げ期足元の資金繰り、成長請求書あと払い法人カード発行カードあと払い口座一括管理
② 成長期利益確保・持続的成長決算対策商品のご提供利益の繰り延べ支援資金繰り対策
③ 成功後資産形成・ライフスタイル経営者個人の資産運用投資商品のご提案プライベートの支援

会社を立ち上げて日が浅いユーザーには、足元の資金繰りをクリアするための具体的な解決策をご提供することで、ユーザーの成長を直接的にご支援します。

そして、そのユーザーが実力をつけて事業が軌道に乗り、数字上でも利益が出できたら、その軌道を持続的な成長につなげるために、先を見据えた利益の繰り延べ商品をご提供します。

さらに、ユーザーが自身の生活や資産形成に目を向けられるまでにステージを上げたら、資産運用やフェーズにあわせた投資商品のご提案、そして健康を含めたプライベートな生活のご支援まで、サービスをご提供しています。

このように立ち上げから成功後の資産形成まで、経営者の生涯に寄り添うパートナーとして機能するのがBlueBankです。

BlueBankがパートナーセールスと相性が良いワケ

BlueBankに入会いただくためには、大きく2つの条件があります。

  1. 法人を持つ経営者であること
  2. 当社所定の入会審査を通過すること

ターゲットがニッチであり、かつお客様が金融サービスに求める目線は非常に高いです。「本当に信頼できるのか?」という心理的ハードルを越える必要があります。

当初はお客様からのご紹介(リファラル)を中心に会員数を伸ばしてきましたが、事業を非連続に成長させるには限界があります。

そこで重要になるのが、「すでに経営者からの信頼を得ている企業」との協業です。 ゼロから信頼を作るのではなく、パートナー企業様が積み上げた信頼の上に、パートナー企業様の顧客に「新たな価値(ソリューション)」をご提供する。これが当社がパートナーセールスに注力する最大の理由です。

成功の足掛かりは税理士法人との提携

当社のパートナーセールスが加速したきっかけは、税理士法人との連携でした。2025年5月に日本最大級の税理士法人「辻・本郷税理士法人(以下、辻・本郷と言います)」と資本業務提携を締結しました。

2万件を超える顧問先を持つ辻・本郷は、会計・税務領域において圧倒的な専門性と信頼を築いています。顧問先から「資金繰り」や「資産管理」など、より実務的かつ具体的な選択肢を求められる場面も増えています。

こうしたニーズに対し、税務の専門家としての立場を大切にしながら、どのように価値提供の幅を広げられるか。そこが、双方で議論を重ねたテーマのひとつでした。

一方、当社にとっても辻・本郷の顧問先企業は、まさにサービスの中核ターゲット層です。

企業ごとに課題は異なりますが、BlueBankはそれぞれの課題に対して細かくご提供できるサービスがあります。

税理士法人は当然ですが顧問先との間の信頼関係が前提にあります。言い換えると、顧問先に対していい加減な商品は提案できません。その意味で、まずは辻・本郷に当社のサービスの価値を丁寧にご理解いただくところから連携が始まりました。

また、当社が目指しているのは「ビジネスオーナーの挑戦を支え続けるプラットフォームを構築すること」。手段は異なりますが、企業を長期的に支えたいという思想の部分で共通点があり、そこにまず共感いただけたことも、提携の大きな後押しとなりました。

その結果、税務顧問という本業を軸にしながらも、顧問先の選択肢を広げる補完的なソリューションとして評価いただいています。

具体的な提携事例の1つは、請求書のあと払いサービスです。

税理士法人は日々、顧問先の財務状況を把握し、資金繰り改善のアドバイスを行っています。その中で「具体的な選択肢があればより提案しやすい」という場面もあります。

そこで、金融機関からの借り入れ以外の選択肢のひとつとして、BlueBankのあと払いサービスをご提案いただくことで、顧問先の資金繰りを改善することにつながり、良好な経営状態を維持できます。

このほかにも、還元率が1.5%のビジネスカードや、事務作業を効率化するオーナーDXのサービス、そして経営者個人の資産運用の支援など、幅広いニーズに応えることが可能です。

さらに評価いただいたのは、エンドユーザー様向けのサービスだけではありません。

BlueBankでは、「データ連携を前提とした経営可視化機能」など、事務所職員の業務効率化につながる機能開発も進めています。顧問先の利便性向上に加え、事務所側の作業負担軽減も同時に実現する設計である点が、前向きに評価いただきました。

単なる紹介モデルではなく、顧問先・税理士法人・BlueBankの三者にとって合理性のある構造を目指しています。

そして、現在は辻・本郷をはじめとしていくつもの税理士法人とアライアンスを結ばせていただき、顧問先にBlueBankのサービスをご紹介いただいています。

パートナー経由の会員様が「黒字化」を実現

税理士法人経由でBlueBankに入会いただいたお客様から、大変嬉しいお声が届きました。

都内のとある出版社ですが、当社のあと払いサービスを利用したことで資金繰りが改善し、ついには黒字転換できたとのこと。

財務面だけでなく「精神的な支援になっている」

このようなお声をいただき、パートナー企業様(税理士法人)と当社が連携することで、1つの企業の運命を好転させられたことは、パートナーセールス冥利に尽きる出来事でした。

ビジネス戦略上の勝ち筋

当社が現在特に注力しているのは、事業が軌道に乗った「成長期」「成功後」の経営者層です。

中長期を見据えた決算対策や、数千万円〜数億円規模の個人資産運用となると、お客様は「誰に相談するか」を極めて慎重に選びます。 ここで、長年付き合いのある税理士や金融機関からの「紹介」が絶大な威力を発揮します。

重要なのは、単なる紹介手数料(キックバック)の話ではなく、「顧客の成功」という共通ゴールを持てるかです。

経営者がBlueBankを使って時間と資金の余裕を生み出せば、次の事業投資が可能になります。それは結果として、パートナー企業(税理士法人や金融機関)にとっても、顧問先の成長・拡大というメリットになります。

会計と金融の力で、クライアントの未来を共に創る。 これが、私たちの目指すパートナーセールスの在り方です。

今後の展開 

今後は、業界特化型のサプライヤー様との連携も強化していきます。 取引先(買い手)がBlueBankを利用して資金繰りが改善すれば、サプライヤー様にとっても未回収リスクの低減という大きなメリットになります。

また、経営者コミュニティとの連携も深めていきます。

しかし、何より最強のパートナーは、「BlueBankを使ってよかった」と感じてくださる経営者(ユーザー)の皆様です。

多くの経営者は、孤独です。 従業員、家族、株主に対する責任を背負い、個人の連帯保証を入れてまで勝負している。そのプレッシャーと孤独は、同じ経営者にしか分かり合えない部分があります。

だからこそ「このサービスは経営者の痛みがわかるサービスだ」と、経営者から経営者へ伝播していくこと。それが究極のパートナーセールスだと考えています。

当社は今後も、パートナー企業の皆様、そしてユーザーである経営者の皆様からのフィードバックを真摯に受け止め、「経営者が経営者に薦めたくなるサービス」を磨き続けていきます。

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